山形市議会 2013-09-11 平成25年 9月定例会(第3号 9月11日)
かの、山形県出身、山形市とも大変なじみの深い作家故井上ひさしさんは、イタリアの地方都市ボローニャをこよなく愛した1人です。なぜ、ボローニャなのかは氏の著書に記されており、ここでは時間の関係で多くは引用できませんが、私が感銘を受けたところが若干あります。それが、この山形市に当てはまるのでないかという思いに至りました。
かの、山形県出身、山形市とも大変なじみの深い作家故井上ひさしさんは、イタリアの地方都市ボローニャをこよなく愛した1人です。なぜ、ボローニャなのかは氏の著書に記されており、ここでは時間の関係で多くは引用できませんが、私が感銘を受けたところが若干あります。それが、この山形市に当てはまるのでないかという思いに至りました。
○委員 井上ひさしという名前がなくなった時点で,既に大きな変更ではないのか。コンセプトが大きく変わっているという認識であることは言っておきたい。今後もこうしたことがないとは言えない。よく注意してもらいたい。相手方も井上ひさしの名前がなくなったことで寄附金を返還しており,コンセプトが変わったという認識なのではないか。
個別の話にまでは入りませんが,報道によれば,井上ひさし未来館というのがいろいろとトラブって,井上ひさしさんの名前が外れるというようなことがございました。そのこと個別の話をするんでなくて,私そういうことがあるんであるとすれば,補助金支出の目的が変更になるわけですので,補正予算に上がってくるのかなと思っておりましたけど,今回補正予算には上がってません。
文化活動の一般振興に要する経費は,山形美術館を初めとする各種芸術文化団体及び公益財団法人弦地域文化支援財団の井上ひさし未来館整備事業に対する補助金などを計上したものであります。 次に,104・105ページをお願いいたします。 山寺芭蕉記念館並びに最上義光歴史館の運営管理に要する経費は,それぞれの施設の指定管理料などの計上でございます。
ここで,本市に関わる文化施設について,取り上げてみたいのでありますが,山形に設立された,公益財団法人弦地域文化支援財団が,川西町出身の作家井上ひさし未来館を計画,市は財団の要請にこたえ,22年9月議会で補助金支出を議決しましたが,弦のコーナーについては仙台文学館との連携調整が必要であるとのことから,12月議会で補助金全額の削減を議決しました。
委員から,井上ひさし未来館整備事業費補助金の減額補正について,補助の中止に至った経緯を伺いたい,との質疑があり,当局から,ことし9月に事業主体である弦地域文化支援財団から補助金の交付申請があったが,交付決定に至る前の同月中旬に同財団から建設計画変更について話があり,10月に同財団から未来館の開館延期が発表された。
○委員 井上ひさし未来館整備事業費補助金の減額補正について,補助の中止に至った経緯を伺いたい。 ○文化振興課長 ことし9月に事業主体である弦地域文化支援財団から補助金の交付申請があったが,交付決定に至る前の同月中旬に同財団から建設計画変更について話があり,10月に同財団から未来館の開館延期が発表された。
次に,井上ひさし未来館整備事業費補助金については,公益財団法人弦地域文化支援財団が事業者となり,平成22年度において井上ひさし氏の指導を受け,整備を行う井上ひさし未来館に補助を予定していたものであります。しかし,同氏が具体的コンセプトを示さないまま本年4月に亡くなられたことにより,今年度における着工・完成が困難になったため減額補正をお願いするものであります。
いわゆる幸福度調査というか、ブータンの例もございますし、井上ひさしさん、この前亡くなりましたが、「ボローニャ紀行」ということで新聞にも載っていましたが、自分達のことは自分達でやるのだというような手づくりの感覚といいますか、その辺を一つの売りになるのではないかと思います。
故井上ひさしさんに関するコラムでございました。井上氏の好きだったイタリア北部の都市ボローニャの話でありました。古くて広い家畜市場の跡、その町は生まれ変わったそうです。建物は取り壊さず、内部を作り変え、幼稚園、保育園、高齢者センター、大学の学生寮などにして食堂もあり、はりきって管理運営しているのはお年寄り達だったんです。子どもたちとお年寄りと一緒にいる。
次に,委員から,井上ひさし未来館整備事業費補助金について,同施設に対して市が補助を行う理由は何か,との質疑があり,当局から,井上ひさし未来館の事業主体である公益財団法人弦は,シベールアリーナや遅筆堂文庫山形館を運営している団体であり,それらの施設の隣接地に,山形県出身の著名な作家である井上ひさし氏に関する展示スペースなどを備えた施設を設立することにより,三者一体となった文化的空間を創造しようとするものである
○委員 井上ひさし未来館整備事業費補助金について,同施設に対して市が補助を行う理由は何か。
作家でペンクラブ会長でありました井上ひさしさんの言葉を借りれば,私たちが同じ願いをもつ,世界のほかの国々の人たちと心を尽くして話し合い,そして力をあわせるなら,必ず戦はいらなくなる,と述べています。現に北朝鮮の諸問題は,6カ国協議で実現の道を進んでいると言えます。戦争をあおるような国民保護計画は断じて認めるわけにはまいりません。
今年の6月か,井上ひさしさんとか梅原猛さんとか大江健三郎さんとか三木元首相夫人ら9人の呼びかけで,全国で9条の会を,9条,戦争をしない国づくりの9条の会だね,これがつくられたと。そして呼びかけた。そうしたらどんどん増えましてね,短期間のうちにどんどん増えまして,去年の6月だったね。去年の6月。
また,井上ひさしさんたちが呼びかけているびっくり箱のような劇場建設の構想も,こういった空間の中にあってこそ,成功するのではないかと思いますが,いかがでしょうか。
作家の井上ひさしさんらが中心となって,七日町に劇場をつくる構想が進行していることについて質問いたします。私はそれらの構想について,市民の方々へ公開説明された円卓会議に出席しております。現行,民間ベースで進めているわけですが,山形からの文化の発信基地としてとらえるならば,私たち市民一人ひとりが,良き理解者,良きサポーターでありたいと思います。
今年元旦の山形新聞に東京大学大学院教授大沼保昭さんと作家の井上ひさしさんの対談が掲載されておりました。